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プレスリリース

神山まるごと高専が株式会社ミスミグループと連携 – リソースサポーターに参画し、学生のものづくりを支援 –

私立高等専門学校 神山まるごと高等専門学校(以下、神山まるごと高専)は、株式会社ミスミグループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野龍隆、以下ミスミ)が本校のリソースサポーターに就任したことを発表します。間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(フロー)」を提供いただき、本校の資材調達・管理の効率化を実現するとともに、学生がものづくりの現場やサプライチェーンの構造、製造業DXについて、理解を深める機会を創出します。

■ 連携の背景

神山まるごと高専は、「テクノロジー×デザイン×起業家精神」を土台に、「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指して2023年4月に開校しました。実践重視のカリキュラムの一環として、企業との連携によるリアルな学びの場の提供を重視しており、学生たちが社会と接点を持ち、自ら課題を見つけ解決していく力を育む教育を行っています。今回、ものづくり分野における調達や資材管理の支援としてミスミとの連携に至りました。ミスミは、製造業の現場におけるDX推進や人材育成に力を入れており、本校の教育理念と重なる部分が多く、次世代のものづくりを担う人材育成という共通の目的により、今回のパートナーシップが実現しました。

リソースサポーターとして、7月31日には「モノづくりトークライブ」を開催し、サービス開発責任者より、製造業が直面する課題や「MISUMI floow」の開発からサービス提供までの過程を学生に説明。学生からは機能面への提案やアイデアも寄せられ、学びと対話のある有意義な場となりました。

■間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(フロー)」

 

「MISUMI floow」はデジタル革新により、顧客の需要データに基づいた最適なチャネルでの商品提供を可能とし、工場における間接材調達の整流化を実現するトータルコストダウンサービスです。調達担当者の発注の手間を省き、在庫量を可視化することで、調達時間を7割削減し、適切な在庫管理を実現します。お客さまが高頻度で使用する消耗品は工場常設の自販機までミスミが納品を行う、製造現場における“富山の置き薬”です。自販機内の在庫はミスミ資産となるので過剰在庫を抱えることはありません。さらに、自販機から取り出す際は顔認証やIDパスが必要になるため、使い過ぎを防ぎ、社員のコストに対する意識改革にもつながります。

MISUMI floowサービスサイト インフォメーション:https://jp.misumi-ec.com/service/floow/

お客さまの声: https://jp.misumi-ec.com/service/floow/#anc_case

■神山まるごと高専 パートナー連携 田中義崇のコメント

「モノづくりの裏側」とも言える資材調達や在庫管理の領域は、学生にとってなかなかイメージしにくい分野です。
今回、ミスミさまのご協力により、実際の製造現場で使われている仕組みを校内に取り入れることができ、学生が日常の中で“リアルなしくみ”に触れられる貴重な環境が整いました。単なる製品提供にとどまらず、その背景にあるサプライチェーンの構造や課題、モノづくりの思想までも丁寧に語ってくださったことに、深い敬意を抱いています。教育現場を「実践の場」として真剣に捉え、学生たちと誠実に向き合ってくださるその姿勢に、本校のビジョンと通じ合うものを強く感じました。
今後も、社会と学生がフラットに出会い、学び合える場をともにつくっていけることを、心から楽しみにしています。

「神山まるごと高専」とは

神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校した 5年制の私立高等専門学校です。「テクノロジー × デザイン × 起業家精神」を教育の土台としながら、 神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指しています。

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■報道関係のお問い合わせ先
神山まるごと高専
広報担当(大西・蔵本)
Mail:  pr@kamiyama.ac.jp

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